「Javaの生みの親」に聞く「AJAX、LAMP、Ruby on Rails」

Javaの父、James Goslingインタビュー。3ページ目にある「真に革新的かつ興味深いことを行える広大な領域があるのに、人々は表面的な違いだけを求めているようにわたしには思えると言いたかったのです」という言葉にはちょっと考えさせられた。James Goslingさんは「全部Javaみたいに見える」と言っているけれど、まあそれはしょうがない。そこを突っ込んで単なる言語論争に落とすんじゃなく、自分の発想を飛躍させるきっかけにしたいものだ。プログラミング言語(あるいはその動作環境)が違う・より良い・より悪い、というのはどういう意味なのだろう。『ハッカーと画家』では強さの違いとして表現されていた。人類が解くべき問題はたくさんあり、プログラミング言語はその道具のひとつだ。賢い人たちが知恵を絞るべきポイントはどこにあるのだろう。言語の違い? 環境の違い? それとももっと高い視点から見たまったく違う何か?「コンピュータを使って解く」から「ネットワークを使って解く」に変化した。その「次」はいったい何なのだろう?