『数学ガール』書評

ロマンスとして見た場合、本書はかなりの薄味だ。少女漫画でも、ここまで淡い味付けのものは昨今珍しいかも知れない。それでもその味がはっきりとわかるのは、まさに「背景」が数学だからだ。ここにおいて、数学は凛と澄んだ冬の夜空の役割を果たしている。

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弾さんによる。