「匿名性」と「ほめてほしい人だけ見て」の同居は難しいかも

その後、mixiやVoxなどのようにアクセス制限技術は発達してきたんだから、こういう思考を持っている人にはそこそこ住みやすくなったと思うんだけど、現状では特定個人を許諾しないといけないので匿名性が低い。だから、もっと匿名性の高い閲覧制限システムが望まれているのかもしれない。

ひっそり書いているんだから言及されても…という人 - ARTIFACT@ハテナ系

かのせさんによる。「私を誉める人だけサイトを見てほしい人」だけがアクセスしてくるWebサイト、というものの需要について。
ここには「認証」に関して重要なことが含まれているような気がする。自分にとってうざくない人だけにアクセスしてもらうためには、適切なフィルタリングが必要になるから、アクセス者の(広い意味での)匿名性の確保は難しくなる。人数が少ないうちにはうまいバランスがあり得るが、サイトのアクセス数が多くなって(あるいはそのサービス全体のユーザ数が多くなって)くると、母数が増えてくるために「うざい人」の人数は多くなるだろう(割合が変わらなくても)。…うーん、あまりまとまってないけれど、送信送信。要するに言いたいことは、最近の世の中(ブロゴスフィア)のキーワードである「スケーラビリティ」がここにも顔を出しているということ。
追記:
はてなブックマークにあった、ネットというだけで一枚岩のように見られるけど、そもそも需要がネイルサロンと鉄鋼所くらい違うと思います。 って素敵な表現だ。