判断の遅れ

今回は早く決断ができた、とそのときは自己評価していても、あとになって振り返ると、それでも遅かったというものがほとんどである。おそらく、個人よりも集団が劣っている唯一の欠点が、この遅さだろう。

http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2008/12/post_2281.php

森博嗣氏による。なるほど。
確かに、もしも集団で本を書かなければならないとしたら苦痛だろうな。
でも、個人でも「心の社会」の中には多数のミームがいるわけだけど…そうか、個々のミームの判断スピードの分散が大きい個人が、判断が速い個人なのかもしれない(←わかりにくい文章)。
大人数のソフトウェア開発が難しい理由もここにあるかな。