研究者の作法
私はある時期から小説の巻末に参考文献一覧をつけるのをやめたが、これは読者や評論家から強い批判があったためだ。「文献一覧を載せなければ裁判で負けるほど、この本は他の著書からぱくっているに違いない」と邪推されるのである。研究において誠実であることを示す行為は、他の社会にとっては悪事を覆い隠す兆候とみなされる。
http://news.senahideaki.com/article/39094472.html
瀬名秀明氏による。著名な作家って大変なんですねえ。
via 最上先生のところ。
小説の巻末に参考文献一覧があると批判されるとは驚き。
追記:
村上春樹の小説にも参考文献はよくついていたような気がする。ノモンハンとか。
追記:
そういえば、意識してなかったけれど『数学ガール』には参考文献があるな。