頭がいいより気前がいい

「気前のいい」人々は、そこが違う。彼らは与えることそのものが快楽であり、その快楽が強いが故に、「バカを見る」ことは必要経費だと思っているふしがある。もっとすごい場合は、「バカを見た自分」そのものが見えない場合すらある。

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同意する部分が多い。気前がいいのは重要。「必要経費」というのも感覚的によくわかる。
確かワインバーグも「もっとも良い物は他の人にあげてしまおう」ということを書いている(記憶で書いています)。
結城も似たようなことを書いていたはず、と思ったので、我田引水。

ところで私はなぜこんな話を書いているのか。私はプログラミングの本を書く仕事をしているのだから、こういう話はいわば「企業秘密」ではないのか。なぜそんな(結城にとって)重要な話やネタ元を公開するのか。
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自分の知識を隠そう隠そう、守ろう守ろうとして小さくなるよりも、どんどん公開した方が結局はよいのだ。私自身も他の人が公開した情報からメリットを得る。他の人は私が公開した情報からメリットを得る。 「自分のもっともよいものを他の人に与えなさい」 というのはまるで聖書に書かれているような言葉だけれど、実はコンサルタントワインバーグの言葉だ。これは真理だと思う。自分のもっともよいものを他の人に与える。お金や物なら、人に与えたらなくなるが、知識は違う。どんどん公開しよう。他の人に惜しみなく与えよう。特に、よいものを与えよう。そうすると、不思議なことに、与えたものよりもはるかに多くの何かが、他の人から返ってくるのだ。これは、嘘ではありません。 Trust me.

練習問題 / 自分のもっともよいものを惜しみなく与えよう

余談:「命を与えるほど気前がいい」というところでイエス・キリストを思い出した。