判断の遅れ

今回は早く決断ができた、とそのときは自己評価していても、あとになって振り返ると、それでも遅かったというものがほとんどである。おそらく、個人よりも集団が劣っている唯一の欠点が、この遅さだろう。

http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2008/12/post_2281.php

森博嗣氏による。なるほど。
確かに、もしも集団で本を書かなければならないとしたら苦痛だろうな。
でも、個人でも「心の社会」の中には多数のミームがいるわけだけど…そうか、個々のミームの判断スピードの分散が大きい個人が、判断が速い個人なのかもしれない(←わかりにくい文章)。
大人数のソフトウェア開発が難しい理由もここにあるかな。

ライブドア社内勉強会で「プログラマの数学」を使う話

章の区切りも丁度よく、平易な文章の割に、N進法からはじまって計算不可能性に至るまで、プログラマの教養として基本的なところが体系だてて、まんべんなくカバーされていました。最初のテキストとして選んで正解だったと思います。

nabokov7; rehash : 数学部

…とのこと。拙著のご利用、ありがとうございます♪